中津散策 1
浄安寺の大涅槃図
友人に誘われて大涅槃(ねはん)図の御開帳を拝してきました。
釈迦入滅の姿を 極彩色で描かれています。
(中津藩・小笠原家の菩提(ぼだい)寺、浄安寺で寺宝の大涅槃(ねはん)図(縦2・9メートル、幅2・1メートル
藩のお抱え絵師・海北友倩(かいほうゆうぜい)が描いたもので、約320年前に藩主から贈られたと伝わる。)
感動しました。
お釈迦様の入滅を人、動物、植物が嘆き悲しんでいます。
十大弟子の一人阿南(アーナンダ)が悲しみのあまり失神しております。
お釈迦様の母上麻耶夫人が、悲しみ 天上より、薬を投げ与えますが、沙羅双樹の木にひっかっかり
届きませんでした。(2枚)
友人から聞きました、病院などで薬を出す事を、投薬と言いますがこれが語源だそうです。
動物や虫などが悲しむ姿が、リアルに描かれています。
神社やお寺などでは、中々撮影の許可は出ませんが、快く撮影を許してくださったご住職に感謝いたします。
by hikeki
| 2013-03-03 20:26
| OLYMPUS E-PL1s